2月8日 Birthday

2/10
前へ
/10ページ
次へ
2月8日 僕の誕生日。 だけど、そんな事どうでも良かったし、プリンセスを探す事でいっぱいいっぱいで、自分でもすっかり忘れていた。 別に誰かに祝って欲しいとも思わないし。 「えぇ!?今日夜天くんの誕生日なの!?」 「シーッ!おだんご!声デカイ!!」 「ご、ごめん(汗)星野ももっと早く言ってよね~!何も用意してないじゃない!」 「悪ぃ…いや、実は俺も忘れてたんだよな~(笑)」 「信じらんない(汗)…で、何かするの?」 星野はうさぎに言われ、悩むが思いつかない。 「あたしはまた別に何かするけど、星野と大気さんは家で一緒にお祝いすればいいんじゃない?プレゼントなんてなくたって、嬉しいと思うよ。」 「そうだな。大気に上手い飯でも作ってもらって…で、おだんごは何やるんだ?」 「あたしはちゃんと思い付いたわよ♪あ、夜天くんだ!夜天く~ん!」 「おぃ!おだんごっ!」 何をするか言わないまま、夜天を見つけるなり走って行ってしまった。 星野も歩いてゆっくり夜天の元へと向かう。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加