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2月8日
僕の誕生日。
だけど、そんな事どうでも良かったし、プリンセスを探す事でいっぱいいっぱいで、自分でもすっかり忘れていた。
別に誰かに祝って欲しいとも思わないし。
「えぇ!?今日夜天くんの誕生日なの!?」
「シーッ!おだんご!声デカイ!!」
「ご、ごめん(汗)星野ももっと早く言ってよね~!何も用意してないじゃない!」
「悪ぃ…いや、実は俺も忘れてたんだよな~(笑)」
「信じらんない(汗)…で、何かするの?」
星野はうさぎに言われ、悩むが思いつかない。
「あたしはまた別に何かするけど、星野と大気さんは家で一緒にお祝いすればいいんじゃない?プレゼントなんてなくたって、嬉しいと思うよ。」
「そうだな。大気に上手い飯でも作ってもらって…で、おだんごは何やるんだ?」
「あたしはちゃんと思い付いたわよ♪あ、夜天くんだ!夜天く~ん!」
「おぃ!おだんごっ!」
何をするか言わないまま、夜天を見つけるなり走って行ってしまった。
星野も歩いてゆっくり夜天の元へと向かう。
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