発動

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「どうせやられるなら戦ってやる!」 何を思ったか、勝ち目はないとわかっているのに、だぃちは魔物に突っ込んでいった。 「グギャャァー!」 叫び声と共に、魔物がだぃちに向かって、腕を振り下ろした。 とっさに腕で防ごうとするだぃち。 しかし、力の差は歴然で防いでいる腕ごと、潰されそうになる。 (やっぱり、無理があったかな?ここまでか、、、) 勇気を出して立ち向かっただぃちだったが、自分でも敗北を確信していた。 その時、突然だぃちの右腕が輝きだし、その光は魔物を吹き飛ばし、だぃちの身体を包み込んだ。 ア然とするだぃちにどこからともなく声が聞こえて来た。
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