10人が本棚に入れています
本棚に追加
「どうせやられるなら戦ってやる!」
何を思ったか、勝ち目はないとわかっているのに、だぃちは魔物に突っ込んでいった。
「グギャャァー!」
叫び声と共に、魔物がだぃちに向かって、腕を振り下ろした。
とっさに腕で防ごうとするだぃち。
しかし、力の差は歴然で防いでいる腕ごと、潰されそうになる。
(やっぱり、無理があったかな?ここまでか、、、)
勇気を出して立ち向かっただぃちだったが、自分でも敗北を確信していた。
その時、突然だぃちの右腕が輝きだし、その光は魔物を吹き飛ばし、だぃちの身体を包み込んだ。
ア然とするだぃちにどこからともなく声が聞こえて来た。
最初のコメントを投稿しよう!