発動

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『勇気ある少年よ、そなたは強くなりたいか、力がほしいか、相手を圧倒する力が。』 声の主はだぃちに語りかけてくる。 「僕は、、、強い力がほしい。今何が起こってるかわからないし、わけがわからないけど、ここで今死ぬ気はない!」 声の主の問いにたいして、だぃちが答えた。 『いいだろう。そなたに力を授ける。生かすも殺すもそなた次第だ。』 そう言い残すと、声と光は消え、景色が戻った。 だぃちの手には鞘に納められていた刀がにぎりしめられている。 (これが、声の主が言っていた力なのか?) とにかく、考えていても仕方がない、、だぃちは刀を鞘から抜いた。
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