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カズヤの家は団地でとても僕の家と比べてしまうと狭かった。
…狭いけど落ち着いた。
二段ベットがありカズヤは妹がいて、妹と一緒の部屋だった。
テレビは小さく、なぜかカズヤは部屋の電気をつけない。
家ではドラクエやマリオ、色々やったが以外と楽しかった。
おやつもくれた。
クリアできない所があるとカズヤにかわりながら。
っと。その時、急にファミコンがバグッた…
僕はバグッた時にカズヤを殴った記憶がある。
カズヤは泣いた。
カズヤ『なんで友達なのに殴るんだ。』
『お前のせいだ。せっかくクッパまで…』
と僕が言うとカズヤは僕に謝ってきた。
僕は言葉では言えなかったけれど後で悲しくなった。
なぜ悲しくなったか?
僕はそれがわからなかった。
本当は僕はやさしくなりたいのかな?
そんな風にも思います。
僕も泣きたかったけれど人を泣かしている分、他人の前では絶対泣かないと決めていました。
僕がこうして自分にとって矛盾を感じるのはいつも“変”なトコばかり…
カズヤはそのバグッたソフトを取りバーコードのあたりを舐める…
疑問に感じる部分だが、それは小学校の頃、バグッたソフトに対し、よくこんなオカルトがあったからだ…
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