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「ハイハイ、わかったわ。はい、制服とメ・ガ・ネ♪」
――っん?何故メ・ガ・ネ?
眼鏡というよりグラサンを渡された。
「何故眼鏡?」
「だって実ちゃん美女で・・・違ったわ美男子でしょ」
――ママン今なんて言おうとしたのかな?
「それで?」
「だから、そのせいで皆鼻血出して大量出血で病院へレッツゴーになっちゃうでしよ♪」
――・・・いやいや、有り得ないからね!?何、俺の顔凶器になっちゃうじゃん!!
「有り得ないからさっさと制服貸して」
「知らないわよ・・・」
俺は母さんから制服を受け取り着替えた。
「ご飯いらない」
「わかったわ」
「あっ、母さん学校何処」
――聞くの忘れてた。
うっかりうっかりと思いながら母に聞く。
「これ地図。見ながら逝きなさい」
――逝きなさいって何ママン!?俺死にに逝くのか!?
ってそんな一人ツッコミしとる場合か!!
「行ってきますね実」
「行ってらっしゃい母さん」
ドアを閉め歩きだす。
――今の会話おかしいだろ!
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