第一話から転校

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  「ハイハイ、わかったわ。はい、制服とメ・ガ・ネ♪」 ――っん?何故メ・ガ・ネ? 眼鏡というよりグラサンを渡された。 「何故眼鏡?」 「だって実ちゃん美女で・・・違ったわ美男子でしょ」 ――ママン今なんて言おうとしたのかな? 「それで?」 「だから、そのせいで皆鼻血出して大量出血で病院へレッツゴーになっちゃうでしよ♪」 ――・・・いやいや、有り得ないからね!?何、俺の顔凶器になっちゃうじゃん!! 「有り得ないからさっさと制服貸して」 「知らないわよ・・・」 俺は母さんから制服を受け取り着替えた。 「ご飯いらない」 「わかったわ」 「あっ、母さん学校何処」 ――聞くの忘れてた。 うっかりうっかりと思いながら母に聞く。 「これ地図。見ながら逝きなさい」 ――逝きなさいって何ママン!?俺死にに逝くのか!? ってそんな一人ツッコミしとる場合か!! 「行ってきますね実」 「行ってらっしゃい母さん」 ドアを閉め歩きだす。 ――今の会話おかしいだろ!
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