後悔

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 見た夢を整理してみる。いつも、同じような夢だから、飽き飽きしていたけれど、今日はあまりにも現実的で、恐ろしいものだった。    体を起こすと、背中から汗が滴った。気持ち悪さに気分まで影響を受けて、不機嫌になる。  夢。  僕が自殺をして、他人が嘲笑う映像。誰もが笑って、僕の存在を否定した。  死への願望があるはずなのに、そんな夢を恐怖だと感じた。なんて、悲しいのだろう、心の痛みがリアルに、夢から覚醒しても、残っている。  僕は、自分の矛盾に腹立たしくなった。   _
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