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理事長室からでた僕は、
案内板を頼りに職員室へ向かう。
夢舞『ここか…』
ガラガラッと音を立てて扉を開ける。
夢舞『すいません。転校してきた綾崎です。1―Aの担任の先生はどちらに?』
担任『俺だけど…』
一人の男の先生がクルリとこちらに振り向き手をあげている。
僕は先生に近寄って行った。
夢舞『はじめまして。綾崎夢舞です』
担任『そっか…今日だったっけ』
先生は僕をまじまじとみる。
そして僕の手元で先生の視点が止まる。
先生『荷物持ったまま?』
僕は、ハッとした。
夢舞<鞄…置いてなかった……ι>
先生『今日はいいから明日からの登校にしよう。今から寮に行って今日は説明を受けて、ゆっくり休みなさい。』
夢舞『はい。すいません…』
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