想い

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  歩いて、いました。   俯いて、歩いていました。   別に 悲しいことがあったわけではありません。   ただ。 そう、ただただ   前を、向いていたくなかっただけ。   なんでかな。 なんでかなんて、わからない。   ただ…   私は少し、疲れてしまった。   何に?   …わからない。   でも、 敢えて言うなら   …すべてのしがらみに。    
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