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胸に芽生えた小さなそれは、
果たして『恋』などと呼べるだろうか。
確信も無く、自信も無く…。
恋愛感情と呼べるものを、
私は遠い昔に置いて来てしまった。
抱かれることも、抱くことも無いだろう…。
そう思い続けていたが故に、
『想い』に対する疑念と否定。
疑い続けるだけの日々は、
やがて終わりを告げるだろうか。
それでも今は…
『あの人』の、言葉を聞いていたい。
聞こえていますか、私の声。
あなたなら分かりますか?
私の抱いているものが。
果たして『恋』と呼べるでしょうか…?
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