発端

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武田信玄は、信濃を攻めていた。   信濃の村上義清、小笠原長時らを討つためである。   信玄は1536年初陣を迎えた 信玄の父、信虎は海ノ口城を攻めていた。   しかし、武田軍はなかなか攻め落とせなかった。   兵糧も尽きてきたので、武田軍は撤退を余儀なくされた・・・   そんな武田軍の殿軍をつとめたのが、晴信(信玄)だった。   晴信はわずか300というわずかな兵で海ノ口城に逆戻りし、攻め立てた。そして、見事海ノ口城を陥落させたのである。   話はもどして、信玄は信濃を攻めていた。   しかし、敵も抵抗をし、信濃をなかなか攻め落とせなかった。   三度目の信濃攻めの時に、ようやく、村上義清、小笠原長時を降伏させた。   信濃を手に入れた信玄のつぎなる目標は、越後を領地にすることだった。
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