さくら*・。+'

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朝御飯なんてもちろん食べずに メイク道具一式だけ鞄に放り込み駅まで自転車をとばす。 「やっべー!!!」 初めて腕を通した制服に もはや喜んでいる暇は無かった。 駅に着き、 自転車を停める。 急いで鍵を閉めようとするのに焦って中々閉まらない。 「はあ!?ぶっ壊れてるんじゃん?!!」 人目も気にせず 大声で文句をいい やっと閉まった鍵を勢いよく外す。 その拍子に 腕は空を切り 何か柔らかいものにぶつかった…。
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