出会い

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今は選択Cの授業中。高校2年の授業の割にかなり教室はざわついていた。 ようは生徒の一部が授業そっちのけで皆で盛り上がっている状態。 そんな中二人の生徒がヒソヒソと話していた。 カズマ「なぁ~~、女の子紹介してぇなぁ~~。」と、カズマは冗談で友達のカオリにそう言った。 カオリ「なんやカズマ、彼女欲しいんかいな?」 カオリはちょけながらカズマに聞き直した。カズマ「俺は真面目だぜ?」 真顔でカズマはカオリに言った。 そんなカズマにカオリは驚いた。 カオリ「ふーん、あのお前がなぁ~。オッケー!」 カズマの初めてみる真剣さにカオリも何か感じたようだ。 カオリ「んで、誰か紹介してほしい子とかおるん?」 カオリがカズマに聞く。 カズマ「実はさ、紹介してほしいんはカオリが所属してる軽音部にいる子やねん。」 とカズマが言うとカオリが不思議がった。 カオリ「お前が好きそうな子うちにおらんやろ?」 カズマ「んやー、一人だけ目に止まってさ。」 カオリがふーんという顔をしながら聞き返した。 カオリ「誰よ~~?」 カズマ「名前は………」
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