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「待てぇッ!!」
「逃げんじゃねぇ!!クソ女!!」
「もう~しつっこいなぁ!!つーか誰がクソ女!?」
山の斜面を一人の少女がキレイな金糸のような髪をなびかせ、2人の男に追われていた。
男達の見た目は薄汚れていて体からは獣臭が漂っていた。恐らくは山賊であると予想出来た。
???:「痛った~!!あ、ヤバ…」
山賊A:「へへっ残念だったな。この山はオレ達のシマだ。逃げられるかよ。」
???:「ッ…闘うしかないか…」
女の子はいつでも闘えるように身構えた。
ぁぁぁぁあああああ!!
どこからか声が近づいてくる。
その時、草むらが揺れてそれと同時にフッチが飛び出てきた。
フッチ:「ぎゃああ!!誰か止めてー!!」
フッチは山道を猛ダッシュで降りたため止まれなくなっていた。
そして…
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