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夕刻に痛みを覚え
崩れ落ちる
力が抜け
崩れ落ちる
希望を無くし
崩れ落ちる
どれだけ堕ちれば
いいのだろう
どれだけ堕ちれば
苦しまなくて
いいのだろう
目尻に溜まる雫が熱い
希望が薄れて消える
水に溶かすように
無になる
それは
過ちなのかは解らない
ただ
残るものは痛み
愛しすぎた?
――…‥否
自分が馬鹿だっただけ
夕刻に目蓋を閉じ
全てを感じる
終焉の時を
――……感じる
さようなら
もう
何も聞こえない
何も見えないから
眠るにはまだ早い夕刻に
そっと1人眠りにつく
次に目覚める時には
君を
忘れてられるようにと
僕の
最後の願いを抱いて……
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