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カケルとあかりが出会って一夜が明けた。
あかりは時渡中学校に行く為、住宅街を走っていた。
昨日、カケルが言ってた事も気になるが、そんな漫画みたいな話を信じて学校を休む訳にもいかない。
ドン!!
「キャア!!」
あかりは曲がり角を曲がろうとした瞬間、誰かとぶつかって地面に倒れてしまった。
「フフフ……夢見あかりだな?」
あかりとぶつかった大男がそうつぶやくとその大男は右手をかざし力を入れ始めた。
「うおおおおお!!」
するとその大男の甲に『斧』の文字が浮かび上がり、その能力で刃物化した右手があかりに襲いかかる。
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