第1章

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「あっつ~い……」       真夏の太陽の陽射しが照りつける中、私は歩いていた。   私は『未帆(みほ)』。 22歳。大学に通う私は、今実習で長崎に来ている。   今日は土曜日のため、午前中で実習も終わりなのだ。 お陰で、陽射しが照りつける中、借りている宿舎まで汗だくになりながら歩いて帰る羽目になった。   『ただいま…あっつぅい~…』   「「お帰り~」」   私を出迎えてくれるこの2人は、他校から来た同じ実習生。   実習の間だけのルームメイトである。      
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