お母さん…ありがとう

8月7日 急変

病院に着き、朝早い事もあり、冷静でなかった為

車を駐車場ではなく、少しでも早く母の所へ行くために、患者さんの出入り口の横に車をつけ、先に走って病室に向かった

こんな時に限ってエレベーターは上の方にいる

私は非常用の階段を走って上り始めた

３階でエレベーターに乗り７階へ

母のいた病室へ駆け込む

ﾊｧ ﾊｧ

息が切れる

いない いない

私『すいません、斉藤です。お母さんは!?』

ナースステーションで聞きました。

『一番初めにいた個室です』

皮肉なものです

あれだけ個室に入れてくださいと頼んで、入れてもらえなくて

やっと入れたと思ったら、危篤になってから

私は病室へ

病室の外には、母の荷物が置かれていました。