奥州市黒石寺蘇民祭

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【蘇民とは】 むかしむかし 「お金持ちの巨旦将来」と 「貧乏な蘇民将来」という兄弟がいました。 そこに武塔神という「みすぼらしい老人」がやって来て、一夜の宿を乞います。   昔話のお約束通り、お金持ちの巨旦将来は「みすぼらしい老人」を邪険に扱い、貧しい蘇民将来は、貧しいながらも丁重に老人をもてなします。   そして、これまた昔話の鉄則ですが、例よって老人は高貴な存在で(地方によってスサノオ命であったり牛頭大王だったりしますが)蘇民将来は後々恩恵を受ける事になります。   伊勢地方に伝わる伝承によれば、 一年後に再び武塔神が現れて「この地に疫病がはびこる」と宣言し、蘇民将来とその一族は疫病を免れ、巨旦将来の一族は、ただ一人を除いて全滅してしまったそうです✋
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