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週に2回、放課後は3人で集まって1日の出来事やクラスの男子の話が始まるのが日課となっている。
優等生ぶってはいるものの親友達は萌から離れそうにもない。
「少しぐらいいーじゃん」と、強引に誘われるのだ。
「ねぇねぇっ!
聞きたい事あるんだけど、遠藤ってどう思う?」
美奈がポテトチップスを片手に持ちながら話出した。
「そうだなぁー、クラスの中では男前の方なんじゃない?」
先に答えたのは朋子。
一方、萌は
(遠藤?あ~、あの口が悪くて態度のデカい奴か!)
1人心の中で呟く。
「確かに男前な方だよね。萌は?」
「遠藤くんって明るくて面白い人だよね。」
美奈の問いかけに心にもない言葉が簡単に口から飛び出した。
「そっかー。いい事教えてあげる!
ちょっと小耳挟んだんだけど、遠藤が萌の事好きなんだって!」
はっ?
「えぇー?!マジ?萌、どうする?」
「私、今は誰とも恋愛する気ないから…」
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