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翌日も紘一郎を無視する花美・・・
だが、これには新たな花美の企みがあった・・・
「よし!だいぶ、へこんでるみたいだわ!パパは」
誰にも見られない空き教室の角で光と一緒にご飯を食べながら、花美は呟いた
何もしらない光は、花美の言ってる意味がわからずに言葉を出さなかった
「なんて顔してるの?」
「え?いや、花美何考えてんだよ?」
「実はね・・・・
少しこらしめようと思って、無視してるのよ・・いつもはやり合うんだけど・・ふっふ・・・今回ばかりはさすがに頭にきたからね・・パパが一番こたえるのは、私と話せないことだから・・しばらくはお灸をすえてやるのよ・・」
そう呟き・・ニヤリと笑った・・
花美にとっては、紘一郎をちょっとこらしめるためのたったの一部・・・
だが、光は、本当にへこんでいる紘一郎をしっている
たしかに、紘一郎のやり方は以上だが・・・
それは本当に花美を愛しているから・・
光には、紘一郎の気持ちもわかる・・・
愛情表現の仕方はちがうけど・・・
守りたいものは一緒・・
守りたいものは・・・
花美・・・・
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