プロローグⅠ

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 入学式から3週間ほど経って、オレは徐々にクラスにも馴染んできた。  周りから見ても、゙クラスの一員゙に見えると思う。  だが、まだ特別な授業をしている訳でもなく、今までやってきたような理数国社くらいだ。  ゙この学校の目的は何がを周りに聞いても、゙知らない゙の一辺倒。  皆でオレを騙しているんじゃないか、と考えてしまう。  幼稚で馬鹿げた考えだって自分でわかっていても、それだけ不安なのだ。  また、後ろの美少女。あれから殺気を発する事はないが、いつ気を損ねるだろうかと不安になる。  そんな不安だらけの毎日に転機が訪れた。  毎日どころか人生全て……かな。
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