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「よぉーさ時尾が二人ともやつけてやるんだかんね」
そういい背負っていた大きな太刀 砕慚火刀を取り出した
「四星術一の棒術使いの朱雀と四星術一の拳法使いの白虎が息のねをとめてやろう」
朱雀は中国のものと思われる先に鉄のついた棒を、白虎は拳そのものが武器のようである
「うひやぁ~ 女性相手に本当に2人でせめくるつもりなの」
朱雀と白虎は互いの連携がしっかりとれており棒術の中距離と拳法の近距離で視覚を無くす見事な戦術だ
時尾は逃げ回りながらも確実に相手の攻撃をみきっていた
しかし時尾の太刀では間合いにすらはいらせてもらえない
「チクショウ卑怯だよこいつらぁ」
「はっはっは何とでも言えばいい勝てばよいのだ」
すると
「おいおい君らそれでも男かい」
ふっと顔を上げると屋根の上には戻ってきた不二虎がいた
「みんなこんな雑魚に手抜きすぎか腕なまりすぎてんじゃないの さぁそろそろ少しくらい実力見せてやったら?」
「そうだなぁそろそろ飽きたぜよっしゃぁみんないくぜ」
蓮龍の掛け声で四星がみなのけぞった
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