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「不二虎張り切ってるね さて僕達もやりますか」
そして玄喜にも不二虎と同様に気が獣の形となって入っていった
「これが本当の玄武の力「風」をお見せしましょう」
「そんなこけおどしなど通用しない 小刀一本でこの双剣に叶うはずがない」
「手数が多くても当たらなければ意味がないんだよ」
そういうと玄喜は風を身に纏ったかのように自由に空を飛んでいる
「本来風は優しく微笑んでいるが一度牙を向くとこうなるんだよ」
玄喜がそういい放つとその姿はもう見えなくなった
「さぁ僕がどこにいるかわかるかい その自慢の双剣で切ってみてよ」
「卑怯だぞ でてこい!玄喜め!!」
「卑怯? 勝てばいいんだよ甘いな君達は」
玄喜には先ほどまでの優しい雰囲気は全くなく殺気の塊が動いているようだった
そして玄武は反応出来ない速度で切られていき常人には玄武の体に刀傷がただ浮かんでくるかの様に見えただろう
「風の力をなめちゃいけないよ 疾風閃」
風の力を得た超高速の突きをくらい玄武の体は吹っ飛んだ
「玄喜なんと恐ろしき男…」と玄武が失神間際に言いはなった
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