第5幕 追憶の果て悲しみ

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「はいはい4人とも起きて起きて」  この女性の名前はお龍  坂本龍馬の愛人で命の恩人である    坂本龍馬は長崎で亀山社中という貿易会社を営む傍ら、各地の争いで傷付いた青年達を集め塾を開いていた    その塾の名前は「飛雲寮」  そう四人とも各地の争いで親を無くし龍馬に拾われこの塾で生活をしていた    龍馬はその人柄のよさと時代の先をみつめる大海原のような人間で誰からも尊敬される人だった    そして同時に命を狙われていた    だが四人にとっては毎日が幸せな日々が続いていた        今まで龍馬は船にのり大陸まで幾度もわたっていた    そのたびに鉄砲などの最新機器など大陸の知識を沢山学んでいた  そしてその知識の中に「気」というものがあった    「気を使いこなすもの神のごとき力を得る」  と言い伝えがあり龍馬は興味をもち勉学に励み龍馬はその技を習得した    そしてその学んだ技を塾生に教えた    しかしその技は過酷を極める修行が必要で多くの者が断念した    結局技を習得できたのはほんの一握りの者だけだった     四人もその中の一人ずつで力を得て龍馬を守る役割を与えらた
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