第5幕 追憶の果て悲しみ

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キーン    蓮龍の大剣を小刀1つで受けきっている男がそこにたっている    「なにっ動かねぇ てめぇなにもんだ」    「僕は沖田総二 そこの玄喜の兄さ」    細身で温厚な顔の裏に物凄い殺気を感じ蓮龍は剣をひいた    「君達は坂本龍馬を殺害した犯人をおっているんだね?しかし残念ながら我等新撰組じゃないんだよ 僕達も今捜索中なんだ」    「兄貴 こんなところで再開するとは思わなかったよ しかしその話信じていいのかい?」    「あぁ信じてくれ」    「昔俺を裏切り捨てた兄を信じろと」    玄喜は感情をあらわにだしている    そこに山南敬介がわってはいった    「今新撰組も犯人を探している 君達も犯人をおっている ではこれから犯人の情報がはいりしだいお互いに交換するという約束でどうだろう」    それならばと四人とも納得した様子だった    それをみた土方は  「納得したみたいだしここは1つ無礼な振る舞いをしたことを謝りたまえ」    四人は顔を合わせ素直に謝り新撰組頓所を後にした
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