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「いやぁあの時は俺たち無謀だったよなぁ」
蓮龍が苦笑いで言う
「本当に私たちよくあの時新撰組に乗り込んで生きて帰れたよね みんなあの頃は弱かったからね」
時尾も蓮龍もうなずいている
「あの事件の後僕たち沢山の人を殺してきたからね 拭えない過去だよ」
玄喜はお茶を飲みながら答えた
「たしかに長州の桂さんに属して沢山の戦いにおもむいたけど龍馬さん殺しの犯人は見付けきれなかったからな」
不二虎は自分の手を見つめながら言った
「まぁまぁもうしけた話はやめにしようぜ」
蓮龍が立ち上がろうとしたとき
ニヤァ~
???
足下を見てみれば真っ白い雪の様な色をした猫がいる
「なんだお前俺の団子欲しいのか? 仕方ないなぁ」
蓮龍が団子をあげると猫は蓮龍に飛込んで甘えてきた
「よしお前は今から俺の猫だ 名前はそうだな~白レンだ みんな俺はこいつをつれてくぜ文句ないだろ?」
こうなった蓮龍は何を言ってもきかないのをしっていた三人は微笑しながら頷いた
こうして四人と1匹で旅は再開された
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