第2幕 戰への手紙

2/5
前へ
/169ページ
次へ
全ては、元幕府の重臣 現明治政府の主導者大久保利通から送られてきた1通の手紙から始まった      京都の下町にある御食事処「飛雲」に届けられた手紙を四人で机にかけながら読んでいる。    蝉の声がうるさい中もっとうるさい蓮龍と不二虎がジャレあいそれをとめようとする時尾の声が響いている。    「あらっ。それが今度の依頼?」    「そうみたいだねっ ただ今回は何か様子が変だなぁ 」  そう文を真面目に読んでいた玄喜が神妙な面持ちで答えた      そう明治となってもまた影の暗殺は多く起こされていた      その暗殺を防ぐためにいるのがこの四人だ    かつては人を殺すために生きてきたが今は人を助けるために生きている    罪滅ぼしと言えばかっこいいが実際は      「お金はたんまりでるのか?」    いつの世になっても世の中金がなきゃいきていけない    そんなこんなで新時代では店を営む片割れ、何でも屋をしていた    今回は幕末以来の大久保郷よりの依頼でみな疑問視したが断る理由がなく受けることにした    これが新たな物語の第1歩となった
/169ページ

最初のコメントを投稿しよう!

86人が本棚に入れています
本棚に追加