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雪は隊服と顔を洗う為井戸にいた
パシャパシャッ
『っふぅ』
手拭いで顔をふき井戸にかける
パサッ
バサッ
『血はとれたかな?』
雪は隊服を広げ返り血がついてないか確認をする
『まぁこれくらいなら...』
と呟くと雪は部屋へと戻った
ひたひた
スー…
『.........』
雪は息を潜め部屋に入るとすぐに布団が敷かれているとこへ足を向けた
『...ただいま戻りました総司さん』
雪はその布団に眠っている沖田の頭元に腰をおろしそっと告げる
すると
グイッ
『ッ?』
いきなり手首を掴まれた
「お疲れ様です、雪」
『あや...起こしてしまいましたか?』
「いいえ、起きてましたから」
『そうですか、でも睡眠はちゃんととらないと駄目ですよ?』
「ええ」
『では僕は着替えるので...』
雪はそう言うと立ち上がる
「雪」
『はい?』
雪は沖田を見る
「今日は......何人斬りましたか?」
雪の目が少し反応した
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