第一章:閉ざした心

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「あー、俺はレポートの資料探し」 「…こんな早く?」 「…て、天気よかったから…」 「ははーん。梨乃がいるからでしょ?」 私が悪戯に笑いながら言うと明らかに慎吾は動揺した。 「う、うるせーよ。じゃ、俺行くわ」 慎吾は照れたように頭をかき、歩いて行った。
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