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その頃レーツェルは精神世界にいた。
「これで分かっただろ?俺はお前だという事がな❗」
レーツェルの目の前にはヴァーレルがいた。
「もう一人の…俺…」
レーツェルは驚きを隠せなかった。
「今こそ……貴様の肉体を奪ってやろう‼」
「そんな事……やらせる訳にはいかねぇんだよ‼」
レーツェルとヴァーレルは対峙する。
「……この俺に勝つつもりか、あぁ⁉」
「やらなきゃ、分からないだろ❗」
ヴァーレルにはまだ余裕が見えていた。だがレーツェルは必死だった。その時…
「だったら…俺が負けたら、二度と則るような事はしねぇよ」
ヴァーレルが唐突に言った。
「本当か、それ…?」
レーツェルは少し信じ難い表情だった。
「当たりめぇだろ‼俺は約束事は守るほうだぜ‼」
「…………」
ヴァーレルの言葉にレーツェルは疑っていたが、
「…分かった」
レーツェルがそう言うと闘気を放ち始める。
「……行くぜ❗💥」
レーツェルは剣を抜く。ヴァーレルは両腕を広げて、空間から大量の水を出す。
「来なぁ‼💥」
レーツェルは構えながら、ヴァーレルに立ち向かう。ヴァーレルは無数の水流を放つ。
…そして、レーツェルとヴァーレルによる名も無き激闘が始まる。
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