~ヴァーレル編~「光と闇」

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「…クッ…ウオォォッ‼」   レーツェルは再び立ち上がる。   「しつこいんだよ‼💥」   「魔神剣‼💥」   ヴァーレルが魔術を唱えようしたが、レーツェルが技を出して体勢をくじかせる。   「…チッ❗」   ヴァーレルは地面を盛り上げて防御する。   「今だ❗剛・魔神剣‼💥」   レーツェルは思い切り剣を振り下ろし、巨大な衝撃波をヴァーレルにぶつけた。   「…ハァ…ハァ…どうだ?」   レーツェルは息を荒らしていた。   「…ったく、やってくれるじゃないか…」   ヴァーレルは額から血を出していた。   「クソッ❗あの程度かよ⁉」   レーツェルは悔しそうな顔をした。   「さっさと死ね‼ノーザンストーム‼💥」   「…ウワァァッ‼」   無数のかまいたちがレーツェルを襲う。   「…無理なのか、俺には…」   その時、レーツェルは無意識にかつてクラトスが言った事を思い出す。   「(お前に剣術を教えるのは、お前自身の剣術のスタイルを見つけるまでの護身だ…)」   「…‼そうか…俺は…‼」   レーツェルは何かを悟った瞬間、物凄い衝撃と闘気を爆発させた。   「…な、何だ…今のは…」   ヴァーレルは呆然した。レーツェルからは、白煙の闘気を出していた。   「悪かったな…これからは本気を出せそうだ‼」   レーツェルは闘志をむきだしにした。
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