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…∬誘惑の声∬… 壊してしまえ 壊れてしまえ 闇の中から聞こえる声に いっその事 身をゆだねてしまえば どんなに楽だろう 薄れゆく意識のなかで それでも微かに残る理性が警告を鳴らす そちらに落ちたら 戻れないと しかし今は その警告も虚しく 響くだけ・・・ 泥沼に はまったように じわりじわりと 浸食されて 闇の中へと落ちてゆく
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