時を越えた巡り合い

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健一は紀子を目の前に、思わず息を飲んだ。あれ~っ女優の原田知世にそっくりな超美人な女性を前にまたまた息を飲んだ。健一は(はっはずめますて健一ですよっよろしく)緊張して口が思うように回らない。すかさず紀子は(健一さんて面白い人ですね…こちらこそ宜しく、と思わずニッコリ)健一は胸の鼓動が最高に高鳴って一瞬我を失った。美津子はこんな所で話してたら何時までたっても出発出来ないから、出発しましょうよ。と紀子を助手席に乗せていつのまにか車内には紀子と二人っきりの世界になっていた。健一は一番気になっていた事を早く話たくて、ツイ口に出してしまった。(紀子さんは彼氏いなかったんですか、こんなに素敵な女性なのに)そう言うと紀子は(美津子に健一さんの写真見せてもらいましたけど…好きな俳優さんに似ていたんです。ロバートデニーロさん好きなんですよ私、でも何か特別なインスピレーション感じたんです、健一さんは私と会った時に何にも感じませんでしたか…)健一はとにかく初恋愛になる場面で緊張感にすべて打ち消されていた自分に、特別な感情が芽生えてくるのをヒシヒシと感じてくるのであった。続く
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