時を越えた巡り合い

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すかさず紀子は(はいっ、こちらこそ一生お世話になります)言った。二人は何時までも時を忘れて唇を重ね合ったのは言うまでもない。そして結婚を正式に決める結納の日がやってきだ。お互いの両家が初めて顔を合わせる儀式である、結納品を交換して無事儀式は終わった。暫らくの間、両家とお互いの家庭テーブルをはさんで歓談が続いた、すると突然どこからともなく歓声が上がった。その内用とは、紀子の祖父が健一の祖父とが昔大親友だだった事が判明したんです。何と60年前に別れた友達が今こういう形で出会うとは正に運命の糸で結ばれていなければ起こりえない出会いでした。完
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