1:真夜中に…

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(まじかよ……) するとまたカツーン…カツーン…。 (げっ!!) また拳銃をかまえた。 「待ってくれ!!」 「え?!」 潤は拳銃をおろす。 そこにいたのは同じクラスの高橋 剛―たかはし つよし― 「つよし!!」 「潤!!」 「俺一人かと思ったよ。」 「俺も…。」 「ってか潤!その拳銃なんだよ!?」 「あぁ。そこにあって………」 「もう一個あるぜ?」 「あれ?さっきはこれしかなかったんだけど。」 「もっとくか。」 ――ガタン!! 「!!!」 「キャー!!」 「なんだ?!」 「誰かの声がする!」 「行こう!!」 そこは理科室だった。 ガラッッ!! 「うっわ…臭っ!!」 そこにはゾンビが5体ほど………と 「愛川?!」 同じクラスの愛川 美咲―あいかわ みさき―がいた。 「潤君!!剛くん!!きゃっ?!」 「待ってろ!!」 「愛川伏せて!」 バンバンバン!! 拳銃の音が響く。 「潤君!!うしろっ!」 (くそっ!!) 「いやぁぁぁぁ!!」 バンッ!! 「もぉ……いねぇな。」 「潤君大丈夫?!」 「あぁ大丈夫だよ。」 「何かないかしら…」 そこにはハーブが。 「よし!これで!」 「……なぁ剛。何か変だよな。」 「は?」 「何で都合よく拳銃やハーブがでてくるんだ?」 「夢か?」 「恐いね。私早く帰りたいよぉ……」 「よし愛川はこれを持て。」 「私も拳銃持つのね。」 「あぁ。」 「潤……行くのか?」
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