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面接から飲み会になって早くも三時間が経とうとしている。外は夕暮れになっていた。
「優――。明日からここの警備の仕事よろしくな」
相当飲んだのか高田は頬が赤くなっている。
「任せてください。僕がここのマンションを守ります」
僕も飲み過ぎたのか普段言わない言葉を出してしまった。
「それは頼もしいな。よっしゃ―もう一杯飲むぞ」
「やめてくださいよ。やっぱ高田さんには敵わないな」
僕は自然と高田の事受け入れていた。人と接するのが怖かったのに。
高田のおかげで克服出来た。
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