ねこ八🐱とゲンさん

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おじさんはトラック〓から両手を離し、すぐさま俺🐱の体を持ち上げて 脇へ退いた。 それと同時に、急に圧力がなくなったトラック〓は、車輪止めのコンクリに乗り上げて 外壁に追突した。 「危なかッたナ❗    ねこ八❗」 おじさんは俺🐱の頭をなでなでして、ガハハと笑った。   俺🐱は全身硬直していた。 緊張の糸がほどけたから……、というのもあるし、俺🐱のコトバが解る人間と 初めて出会ったからニャった……
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