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見上げて歩くいつもの路
ふざけて笑った灯の堕ちる刻
目覚めては繰り返す虚しい日々
君が居たならばどれほど救われただろう
線を辿る眩い光は
あの日の影を照らしてた
ふいに照れくさくて横顔見て
君の笑顔だけ暖かさ感じて
線路脇の海に朝日が登ったなら
また同じ夢を見よう君と居れるなら
抱きしめて離さない
そう誓ったはずなのに
時だけ過ぎてく二人を残して
傷付け傷付け合って
終わりに出来るのなら
最後の優しさくらいいらないだろう
君の笑顔が消えなくて あの日君と見た恋空
駆ける思い壁を隔てて
酔いしれる夢を何度も見ようとした
風に運ばれた気持ちは何故か
羅針盤でさえも知る由もなかった
二人の絆が本物ならば いつかまた逢えるはず
そう信じている
君のまぶたの小さな傷も
君に負わせた大きな傷も
全部受け止めてあげられなかった
君が最後に残した言葉も
君が最後に見せた笑顔も
涙で見えないよ 聞こえないよ
眩しいくらいの光が射す
痛いくらいの想い出が在る
何度胸を殴っても涙が止まらない
二人確かに愛し合ってた
二人確かに前を向いてた
どれが間違いだなんて理解らなかったから
頷く横顔 通り過ぎる風
優しさ乗せて見上げた空は恋空
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