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ゆい「へぇー……」
姫「あれっ? ゆいちゃん、イジめてほしいみたいな顔してない?」
ゆい「はっ!?」
結妃奈「きゃあっ。ホントだぁー!」
ソラ「えー? ゆいちゃんドM?」
新NO.2「意外だねぇ。見えないねぇ」
ゆい「いやいや、ありえませんって!」
知香「恐るべし、パラレル……」
ゆい「知香ちゃあぁん~~っ」
柳「とった」
嵐「とってない」
柳「とった」
嵐「とってない」
2人はまだ不毛な争いを続けている。
知香「もう2人ともっ、はやく来てよー。お茶会の続きするんだからぁ」
知香は柳と写宮の首根っこをつかみ、黒いソファのほうへ引きずっていった。
その先のお茶会は、みんな笑顔で進行した。
紅茶が冷めても、この現実と空想が混ざりあった不思議なパラレルな世界は、なかなか醒めなかったという──…。
.Fin
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