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それを聞くと、永遠はすぐに歩き始めた。
雪乃はその永遠の後ろをついていく。
そして、二人はすぐに町に入っていった。
「……ねえ、神崎さん」
「なに?」
「いまから、どこに行くの?」
「…ん?真理和の所だけど…」
「お家、知ってるの?」
永遠は歩くペースを雪乃に合わせて、言った。
「うん…真理和の家…調べた。」
雪乃はそれを聞くと、自然と笑った。
「真理和、一人で暮らしてるのかな?」
「ううん…子供と暮らしてた…」
「え!!!」
雪乃は目を丸くしている。
「真理和、子供いるの!!?」
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