ピアス

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「おはょーございます」 今日も1日が始まる。 「京平 この間どーだった?おまえ 以外と楽しそうだったじゃん」朝から、その話かょ…。 「あーおまえは?」 俺は あきらに問いかけた。 「俺か?あの後 ホテル行ったよ。でさ、エッチ 終わったら、金くれって言われてさ~。テレクラで会って、エッチしたなら、お金払わなきゃ☆だってよ。」 「で おまえ どーしたの?」 「払ったよ…」 「(笑)まっ 変な女に引っかかったって事で…仕事するぞ!」 「おぃ!!京平も払ったのか?」 「バカじゃね~の?あの後 カラオケ行って終わり。俺 簡単にやらねーよ。今はな(笑)」 「あーもー一生しねーわ」 あきらは 電話を持つ仕草をしながら 何回も同じ言葉を繰り返してた。 つー事は あの…赤いキャミソールの子と電話番号交換はしてないな。せめて あきらが番号交換してくれたら、又 ゆうかCh.に会えたかもしれないのにな…。考えたら 腹が立ってきた。 俺は あきらにガツンと言ってやりたかった。 で…出た言葉が… 「あきら!おまえ 今日 昼飯おごれよ。秋刀魚定食な!いや サバ味噌定食だぞ!」 俺は 魚大好きな人。 肉系好きそうって言われるけど、絶対に魚!「無理だょー。変なヤツに金払って ないし」 「知るかっ!じゃ 昼飯宜しくぅ。俺 ちょっと外回りしてくっから。」 俺は あきらに営業スマイルをした。 男相手に 何営業スマイルしてんだ?
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