俺の天使

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俺らは 居酒屋に行った。 あきらは 赤いキャミソールの子と並んで、俺は豹柄の子と並んだ。 「好きなの頼みなよ!何でもご馳走するからさ」 赤いキャミソールの子は、「ビールと軟骨唐揚げとピザとぉ~…」あきらは優しい。 俺… ほとんど喋らないのに、嫌な顔しないし。まぁ 最初に喋んないから!って言ったせいもあるだろうけど…。 でもさ…せっかく居酒屋来んだし、楽しむか! フッと 隣の豹柄の子をみたら、メニュー表を見ながら、眉毛を寄せてる。 「 悩んでんのー?」 俺は 顔を覗き込む。 あきらは 俺の動きを見て 今日は 楽しめる!と 感じたのか、テンションはどんどん上がる。 「ゆうかね、こんなにメニューあったら、悩んじゃうんだよね…」まだ 眉毛寄せてるし… 「じゃあさ、俺頼むから、決まるまで 俺のツマンでなよ!ここ…シワになっちゃうよ(笑)」 俺は 眉間を触った。 「あっ…クセなんだ~(笑) ありがと そうするね」 眉毛寄せるクセって…笑えるな。 俺は 女の子が食べやすいメニューを選んだ。
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