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「☆乾杯☆」
豹柄の子…いや ゆうかCh.だったっけ。
あきらの会話に耳を傾ける。
「みかCh. 俺が言うのも なんだけど、あんまり 飲みすぎたら、ダメだょ~。キャミソールの肩ヒモ両方落ちちゃう可能性あるから(笑)」
すでに片方の肩ヒモが下がりかけてる。
あきらは 笑顔で直してあげてた。
赤い子がみかCh.だな。じゃ 俺の横は ゆうかCh.だ。
俺らの会話は いつも笑える会話。
女の子に 年齢や、彼氏はいるのか、どんなタイプが好きなのか、なんて事は 絶対にきかない。女の子の体にアルコールが入れば、自分から言ってくるもんだ。 それを サラッと聞く事も大事。
突っ込んで 聞いたりしたら、相手は嫌がるし、余計に話をしなくなる。
でも…俺は 気になったんだ。
ゆうかCh.に すっげー興味がわいた。
「テレクラは 初めて?」
こんな事 聞いたら ダメなのに、心配になって聞いた。
「んー昔は 何回かあるけど、ここ最近は初めて!」
ちゃんと答えてくれてる…。
「俺は 人生初!こんな可愛い子来るって思ってないから、ビックリしたょ。テレクラって おやじ&高校生ってイメージあるから」「(笑) ゆうかも昔は おやじばっか 当たってたょ~たまに 鼻の下にヒゲのあるエロイヤツ」
「ヒゲ~?」
「そっ ヒゲ(笑)」
ゆうかCh.…俺はもう一つ聞きたい事があったんだ。
なんで そんなに 可愛いの? って…。
俺 一目惚れしたょ。こんなに 興味わいたの初めてかも。
俺の横でニコニコしてるゆうかCh.。
天使みたいだ。輝いてるょ。
豹柄のキャミソールなんか着たら、ダメだよ。髪をかきあげるシグサが 気に入った。
宜しく!って 握手を求めてきた ゆうかCh.。今時 握手?って思ったけど、俺は 気に入った。 手 小さくて、守りたくなった。
ゆうかCh.は 笑いながら、俺の肩に 頭をつけてきたり、腕を絡ませたりしてきた。
彼氏いんのかな…。
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