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「京平 俺ら 抜けるから」
「早くいこ~よぉ」
お決まりパターン。
ゆうかCh.と二人きり。ゆうかCh.は 餃子を食べてた。
きっと 俺の事な~んとも思ってないんだろうな…。
「帰るかっ?」
「んー?時間ある?」「俺は あるけど」
「じゃ カラオケ行こっ」
そんな 可愛い笑顔で言われたら、俺 余計惚れちゃうよ…参ったな…。
「じゃ カラオケ 行こうか」
二人で並んで歩いてるのに、腕も組んでこない。今までの女は、必ず 腕組んできたのに。やっぱ 彼氏いんのかな。
あー気になる。
カラオケは 二時間とった。
隣に座るのかな?って期待したけど、大ハズレ。俺の向かえに座った。結局 二時間ずっと。まっ いいか。向かえの方が、可愛い笑顔見れるし。沢山喋ったけど、俺は 何にも聞けなかった。年齢も、職業も。嫌いな食べ物もね(笑)。
プルプル プルプル
カラオケ 終わります のコールが鳴った。
ゆうかCh.が出た。
「はい。 もう いきまーす」
「終わりだって。帰ろっか」
「おー帰るか」
タクシー なかなか こない。
「タクシーで一緒に乗って家まで回ってやるか?」
「(笑) 大丈夫だょ。あ タクシーきた~じゃ 今日は ありがと。ご馳走でした。バイバイ」
「じゃあな~」
いい女だな。
俺は タバコ吸いながら 電話番号聞けば良かったな…って思った。いや…せめて 職業…いや…彼氏いるのか…いや…俺みたいなのどぉ?って。
俺の1日限りの可愛い天使 もう テレクラなんかするな。
バイバイ。
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