0人が本棚に入れています
本棚に追加
「いつまで寝てるの⁉起きなさい‼」
どこから怒鳴り声が………………………
「遅刻しても知らないわよ‼」
………………まだ怒ったような声が聞こえる………………………
遅刻?遅刻……遅刻しても…………遅刻⁉
はっとして起きると、目の前に母さんが…時計を見ると7時半…
はっ…⁉7時半⁉⁉⁉
「なんで母さん、起こしてくれなかったの?」
「さっきから何回も起こしに来てるのに、あんた起きないんだもん。文句言ってる暇があるなら早く支度しなさい。本当に遅刻するわよ」………
そう言いながら母さんは下に降りて行った。
ヤバイ…どうしよ。遅刻だよ…今から走って行けば間に合う…
急いで制服に着替えて…ドタバタト階段を掛け降りた。
キッチンからはトーストの匂いと共に母さんの声が聞こえた。
「ちょっと~朝ごはんくらい食べていきなさい。」
「俺。遅刻しそうなんだけど、のんきに朝飯なんて食べれないよ。」
ちょっと怒鳴り口調で俺は急いで玄関を出た。
最初のコメントを投稿しよう!