1095日間の最後の日

2/2
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/56ページ
いつものように あたりまえのように 過ごしてきた きっと終わらなぃと思ってた くだらない事で あんなに盛り上がれたのは きっと皆の心が バカだったから 時は流れて あの時の出会いは いつのまにか 別れになっていたんだよ 使いなれた机 暖かい窓のそば 雨の日はよく滑る廊下 いつか忘れちゃうのかなって 忘れられるはずがないさ 必死で駆け抜けてきた すぐに過ぎてった 青春は もう戻らないのかなって 悩んだ所で今更ってわかっている 始まりがあれば 終わりがあるって いつか卒業するって わかってはいたけど その日が急に 来たって実感がないや でも直ぐに 淋しいとおもったよ 日があたる校庭 涼しい屋上 心地好い風が通る教室 もう感じることはないって 確かにそおだけど 思い出が染み込んだ それらの大切な 場所は僕の心に 永遠に残ってるって いってみたけどやっぱり淋しいよ 青い空に白い 雲とピンクの 桜のコントラスト 別れの空…… 一緒に駆け抜けた友 支えてくれた師 つつみこんだ教室 その空間とのわかれが 何より淋しい 一瞬の青春 多くの思い出 心に閉じ込めた 懐かしい校舎が 涙で滲んでみえる… 過ぎていった青春は いつの間にか かけがえのないモノ になっていた まるで1ページの 小説のような 青春の日常を 100ページぶんの思い出を 心に閉じ込めておくよ 大切にしておくよ
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!