3人が本棚に入れています
本棚に追加
/56ページ
いつものように
あたりまえのように
過ごしてきた
きっと終わらなぃと思ってた
くだらない事で
あんなに盛り上がれたのは
きっと皆の心が
バカだったから
時は流れて
あの時の出会いは
いつのまにか
別れになっていたんだよ
使いなれた机
暖かい窓のそば
雨の日はよく滑る廊下
いつか忘れちゃうのかなって
忘れられるはずがないさ
必死で駆け抜けてきた
すぐに過ぎてった
青春は
もう戻らないのかなって
悩んだ所で今更ってわかっている
始まりがあれば
終わりがあるって
いつか卒業するって
わかってはいたけど
その日が急に
来たって実感がないや
でも直ぐに
淋しいとおもったよ
日があたる校庭
涼しい屋上
心地好い風が通る教室
もう感じることはないって
確かにそおだけど
思い出が染み込んだ
それらの大切な
場所は僕の心に
永遠に残ってるって
いってみたけどやっぱり淋しいよ
青い空に白い
雲とピンクの
桜のコントラスト
別れの空……
一緒に駆け抜けた友
支えてくれた師
つつみこんだ教室
その空間とのわかれが
何より淋しい
一瞬の青春
多くの思い出
心に閉じ込めた
懐かしい校舎が
涙で滲んでみえる…
過ぎていった青春は
いつの間にか
かけがえのないモノ
になっていた
まるで1ページの
小説のような
青春の日常を
100ページぶんの思い出を
心に閉じ込めておくよ
大切にしておくよ
最初のコメントを投稿しよう!