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闇に包まれた夜の公園にある小さな池。
その池は、異界へ通じていると昔から言われている。
だが、実際に異界へ堕ちた者は居ない。
それは、資格が無いから。
資格のある者だけが、異界へと堕ちる。
さぁ、おいで。
紅い月の世界へ―――。
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