ここは何処!?

3/3
前へ
/17ページ
次へ
「…誰?」 振り向いた先に居た人は、黒いスーツに身を包んだ男の人だった。 見た目からして、年は18歳か19歳くらいだ。 髪と目も黒い。 「初めまして。私の名前は、リーセ・ファイク」 「…どうも。」   名前からして日本人じゃない。 でも、日本語喋ってるのは何で? 「私のことはリーセと呼んでくれていいからね。君の名前は?」 「僕?…僕は、夜無月 芥」 〔リーセさん、か。変わった名前だなぁ…〕 「あ、そうだ。…ここ何処?」 リーセさんに話し掛ける。 リーセさんはそのまま僕が寝てるベッドの横にきて、置いてあった椅子に腰掛けた。 そして、僕へと向き直る。 「ここは、私の家ですよ?」 「え?…僕、どうしてリーセさんの家に?」 考えれば考えるほど疑問が浮かんでくる。 一体何がどうなってるんだ?
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

88人が本棚に入れています
本棚に追加