13人が本棚に入れています
本棚に追加
飛海「…イヤだね」
八木「…イヤと言われても、国が決めた事ッス」
飛海「…アイツは俺の息子だ…国なんか関係あるか」
椅子にふん反り返り、煙草を吸う。
矢口「正宗クンが…レベル7の能力者と知ってて施設から引き取り、今まで訓練をしていたんだろう…」
飛海「それはそうだが、バベルに入れる為に能力の扱い方を教えたわけじゃない…それにアイツを国の所有物にはしたくない…」
矢口「自分がそうだったからか…?」
飛海「あぁそうだッ…それに今じゃ、国には能力者がウジャウジャ居るじゃねぇか…何故正宗なんだ…」
矢口「能力者が世に溢れて居ると言うが、実際レベル4以上はかなり希だ…ましてやレベル7なぞ…居ないとまで言われる程だ」
最初のコメントを投稿しよう!