2250人が本棚に入れています
本棚に追加
あれから何通のメールを送っただろう…
『会いたい』
『話聞いてよ』
『お前だけやから』
でも…美咲から返信がくるコトはなかった。
あれから一週間近く経つ。
美咲に話を聞いて貰えないストレスが溜まってた健は毎日のように夜通し遊びまわった。
男友達はもちろん
クラスの女友達とも遊んだ。
今までは絶対ありえなかったコトだが、健は我を失っていた。
美咲…好きや。
だからこそ分かって貰えんのは辛い。
話聞いて欲しかった…
健はカラオケで
槇原敬之の
『もう恋なんてしない』を歌いながら美咲のことを思い出していた。
もう俺ら終わったんよな…
美咲…サヨナラ。
『二人で 出せなかった
答えは今度出会える
君の知らない誰かと
見つけてみせるから…
本当に本当に
君が大好きだったから
もう恋なんてしないなんて
言わないよ絶対。』
健は涙を流しながら熱唱した。
最初のコメントを投稿しよう!